居住環境としての行政 (千葉県各市の住宅地の平均価格はどのくらいとなっているか) 参考1
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お手数をかけますがよろしく。
今日は。調査担当の池内です。11月ともなって、朝・夕は肌寒い日が続くようになりましたね。
さて、前回(10月25日)のご報告をもちまして、一応千葉県の各市の『居住環境としての行政』についての比較分析のシリーズは終了したわけですが、関連してお話をしておいた方が良いのではないかと思う事項がいくつか思い浮かぶようになりました。
そこで、今回からは思いつくままに、上記のシリーズと関連として、千葉県の住宅地を取得したいと思っておられる方々のために、役に立ちそうな情報のいくつかを整理してお知らせすることにいたしました。
その1回目として、今回は、“千葉県各市の住宅地の価格水準はどのくらいか”を見てみましょう。ここで取り上げた資料は、平成19年1月1日現在の「住宅地の公示価格」の市町村別の平均値を、千葉県が取りまとめて県のHPで公表した資料をもとに、当方で整理を行ったものです。
毎年、国土交通省は1月1日現在で全国の約3万1千箇所の評価地点で地価の調査行っていますが、3月に公表される「公示価格」は、一般の土地取引の指標として重要な役割を果たしています。また、私達は住宅地を購入しようとする場合には、まずその土地の付近の調査地点の「公示価格」によって、その地域の地価の水準を知ることができます。
私達は、国土交通省のHPの「公示価格」を見ることによって、買いたいと思っている付近の土地の価格水準が分かりますから、その価格と比較することによって、不動産屋が売り出している土地の価格が、「公示価格」と比べて高いのか、低いのか、あるいはおよそ妥当なのかというようなことが分かります。
もちろん、住宅地の価格は、「自然環境などの立地条件に恵まれているか」、「通勤・通学などの交通の条件が良いか」、「計画的なまちづくりが行われているか」、「買い物、学校、病院などの生活環境が整っているか」などによって、大きな差異があります。同じ市の中でも住宅地の価格にはかなりの格差があるのが普通です。
そうは言っても、都心への交通条件などによって、各市の住宅地の平均価格にはかなりの格差が生じていることもまた事実です。以下の資料は、千葉県の公表している平成19年1月1日現在の千葉県「各市の公示価格の平均値」を、1坪当りに換算したものですが、価格面から希望する市を選定する場合の1つの参考指標となるのではないかと思います。
千葉県各市の住宅地の平均価格の比較
順位 |
市・区の名称 |
平成19年 公示価格 (坪当り円) |
対前年 増減率 (%) |
1 |
浦安市 |
1,061,940 |
12.0 |
2 |
市川市 |
764,940 |
8.3 |
3 |
千葉市美浜区 |
636,240 |
2.6 |
4 |
船橋市 |
498,630 |
2.1 |
5 |
松戸市 |
490,710 |
1.5 |
6 |
習志野市 |
489,390 |
1.5 |
7 |
千葉市稲毛区 |
453,420 |
2.1 |
8 |
千葉市花見川区 |
440,880 |
2.0 |
9 |
流山市 |
439,890 |
2.2 |
10 |
千葉市中央区 |
413,160 |
3.2 |
11 |
柏市 |
406,890 |
0.9 |
(千葉市平均) |
(404,580) |
(2.2) | |
12 |
八千代市 |
370,920 |
0.1 |
13 |
鎌ヶ谷市 |
328,350 |
1.8 |
14 |
我孫子市 |
315,150 |
△1.7 |
15 |
千葉市若葉区 |
290,730 |
0.8 |
16 |
白井市 |
273,570 |
△1.6 |
17 |
佐倉市 |
251,790 |
△0.1 |
18 |
野田市 |
239,580 |
△1.5 |
19 |
千葉市緑区 |
236,940 |
2.4 |
20 |
四街道市 |
236,940 |
0.0 |
21 |
印西市 |
182,820 |
△2.4 |
22 |
市原市 |
169,950 |
2.7 |
23 |
成田市 |
165,330 |
△0.6 |
25 |
袖ヶ浦市 |
134,310 |
3.4 |
27 |
銚子市 |
129,690 |
△1.0 |
28 |
富津市 |
128,370 |
△1.5 |
31 |
茂原市 |
116,160 |
△1.5 |
32 |
香取市 |
107,910 |
△1.7 |
32 |
東金市 |
107,910 |
△0.9 |
34 |
旭市 |
101,640 |
△0.8 |
35 |
匝瑳市 |
97,350 |
△0.4 |
36 |
君津市 |
95,700 |
△1.5 |
37 |
館山市 |
95,370 |
0.9 |
37 |
木更津市 |
95,370 |
0.2 |
39 |
八街市 |
93,060 |
△2.1 |
40 |
勝浦市 |
89,530 |
△2.0 |
41 |
鴨川市 |
74,910 |
0.0 |
43 |
いすみ市 |
70,950 |
△2.0 |
44 |
富津市 |
62,370 |
△1.5 |
52 |
山武市 |
46,200 |
△1.9 |
県平均価格 (55市町村) |
365,640 |
1.6 | |
1坪当り106万円の浦安市から最近町村合併により市となった山武市の4万6千円まで千葉県の住宅地の平均価格にはとてつもなく大きな格差があることがお分かりいただけたと思います。
市川市や千葉県美浜区の住宅地も既に60万円を超えており、50万円~40万円までの市に、船橋市、松戸市、習志野市、千葉市稲毛区、同市花見川区、流山市、千葉市中央区及び柏市の5市3区が該当しています。
40万円~30万円の市には、八千代市、鎌ヶ谷市及び我孫子市の3市が、更に、30万円~20万円の市には千葉市若葉区、白井市、佐倉市、野田市、千葉市緑区及び四街道市の4市2区が該当しています。
なお、最近人口が急増しており、『居住環境としての行政』の総合評価が第2位と市の評価が高かった成田市の住宅地の平均地価は、合併による周辺農村部も多く含むことから約17万円と相当低い水準になっています。
もう1つこの表で注目しなければいけない点は、「対前年増減率」です。バブル崩壊以降15年間の長期にわたって下がり続けた住宅地価格は、一昨年あたりからようやく底をつき、大都市を中心に都市部で上昇に転ずる動きが出ていましたが、千葉県でも平成18年から16年ぶりに上昇に転じました。
この1年間の地価の上昇率を見ても、浦安市の12%を筆頭に、地価の高いところ(言い換えれば、住宅地としての人気のある、土地条件の良いところ)ほど平均地価も上がっていることが分かります。
地価の上昇傾向は今後も続くものとみられますので、地価の水準だけでなく、その上昇率の傾向についても今後注目していかれると良いのではないかと思います。これらの詳細な資料は、千葉県HP資料「平成19年地価価格」でみることができます。
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